飴ちゃん食べる?~よろしく焼肉ホスト部♡
8*飴ちゃん食べる?
天野スミス唯に連れられて、彼のお気に入り場所である屋上にやってきた。
「はぁ、やっぱりここが落ち着くわ」
ふたり一緒に校庭を眺めた。
平和な様子でほっとする。
少し経つとふたり横に並んで地面に座った。
「ねぇ、さっき、彼女になってって……」
「返事、今すぐ聞かせてや」
迷いは、一切ない――。
私は「いいよ」と頷いた。
天野スミス唯はキラキラ微笑んだ。
「はぁ、ほんま疲れた。栗谷川の膝かして?」
「ひ、膝?」
「昼寝するから、適当な時間に起こしてや?」
彼は、私の膝を枕にして眠った。
――私たち、本当に恋人になったんだよね?
告白されたタイミングとか、ここまでくる過程があっさりしすぎてるとか……まだあんまり付き合っている実感はわかない。
でも、天野スミス唯の寝顔を見ながら、私が彼に抱いている気持ちは深く感じていた。
天野スミス唯が大好きだなって――。
「はぁ、やっぱりここが落ち着くわ」
ふたり一緒に校庭を眺めた。
平和な様子でほっとする。
少し経つとふたり横に並んで地面に座った。
「ねぇ、さっき、彼女になってって……」
「返事、今すぐ聞かせてや」
迷いは、一切ない――。
私は「いいよ」と頷いた。
天野スミス唯はキラキラ微笑んだ。
「はぁ、ほんま疲れた。栗谷川の膝かして?」
「ひ、膝?」
「昼寝するから、適当な時間に起こしてや?」
彼は、私の膝を枕にして眠った。
――私たち、本当に恋人になったんだよね?
告白されたタイミングとか、ここまでくる過程があっさりしすぎてるとか……まだあんまり付き合っている実感はわかない。
でも、天野スミス唯の寝顔を見ながら、私が彼に抱いている気持ちは深く感じていた。
天野スミス唯が大好きだなって――。