別れた警視正パパに見つかって情熱愛に捕まりました
 でも今はふたりとも家族として共に進む未来しか見ていない。

 瞬は佳純の頬に手を伸ばし、愛おし気に撫でた。

「必ず幸せにする」

 ゆっくり彼の顔が近づいてくる。幸せな気持ちに満たされながら佳純は目を閉じた。

 愛してる。唇が重なる瞬間、最愛の人はそう呟いた。

< 226 / 233 >

この作品をシェア

pagetop