【短編】甘くて濃厚なkiss
――――――
―――――――――……は??
「は?」
「いや、『は?』じゃなくてさ」
「だって、だって……」
「あぁ!もう!!だからお前のことが好きなの!!!嫌??」
あたしは大きく首を振った。
「嫌じゃない!嫌なんかじゃない!!嬉しいの!!!!」
だって、
あたしも、
あたしも……
「好き」
「マジ?実はさ、俺転校してきて、お前を初めて見たときから好きだったんだ。一目惚れ」
ウソ!?