最強少女は男装幹部
 嘘かもしれない。嘘じゃないかもしれない。

 そんなの、どうだっていい。

 君の言葉全てに、価値がある。


 神じゃない、救世主でもない、ただの人間の君。

妄想と偽装を剥ぎ取ったとしても、君はとても光り輝いていた。


 朝日の中、僕を助けた神様は、本物だ。

羽もない、輪っかもない、ただの不良少年。

 僕の過大評価じゃない。有りのままの君こそ、本当の神様だったのだ。


 そんな一生に一度、出会えるかわからない神様が。

 僕を、救ってくれたのだ____
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