最強少女は男装幹部
 だから、こういう面倒ごとは嫌いなのだ。

しかし、言い出したからには止まれない。

 「リン、今から下っ端達に聞き込みに行くぞ」

 「えっ、、、あ、うん。頑張るよ。」


 
 「って事なんだが、なんか知らないか?」

 「知らねえよ。他当たれ」

 「、、、あっそ」

 
 現在、私とリンは百鬼夜行の奴らに聞き込み調査をしている。

校内では誰が百鬼夜行に所属しているのかわからないので、倉庫に来てみたのだが。

 どうやら、倉庫は私達二人を快くは思ってくれていないらしい。


 聞き込みをしても、無視か暴言を吐かれるのみ。

嘘だろう大げさな噂も教わった。それをリンが信じ込むのが厄介だから、やめてほしい。

 他にも、私かリンを倒して幹部になろうとする者もいた。

私と似た思考を持っていることに驚く。実力の面に対しては私以下だが。
< 124 / 230 >

この作品をシェア

pagetop