最強少女は男装幹部
 リンが必死に修正するが、ヤンキーに睨まれ怯んでしまった。

そして機嫌を悪くしたように、唾を撒き散らしながら男が喋り散らかす。

 「副総長様の情報ダァ〜?持ってるけど、俺に勝てたら教えてやんよ」

 しかし、思ったよりも内容は好条件なものだった。

そちらから提示してくれるとは、とても有り難い。

 今までの奴らは、『俺に勝ったからって調子乗ってんじゃねえぞ!』と情報をくれはしなかった。

 だが、こいつは違う、、、!

 やっと帰れる!


 そう思った私は、一音で返事を返した。

 「よし、殺ろう」
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