最強少女は男装幹部
 そうジンが言い残した後、皆で校舎を出る。

 もう、当分ここには来なくても大丈夫だろう。

それより、リンを褒めてやらなければ。


 「リン。お前成長したな」

 「えへへ。アカネくんのお陰だよ。でも、噛んじゃったのは恥かしい、、、」

 「それも良い味出してたぞ」


 空はいつかの様に、雲が一つもない快晴だ。

秋が過ぎ、冬が過ぎ、私たちは成長する。

 その先でも、皆と関われたら幸せだ。


 「俺、復讐とか辞めるわ」

 「え、アカネくんどうしたの?」

 「ハンバーグ食べたいって事」

 「それなら美味しい店知ってるよ。今から皆んなで行こ!総長の奢りで」

 「えぇ、、、わかった。俺の奢りな」

 「え、俺も行って良いのぉ?やったぁ。」

 「副総長のお前も奢れよな。金なら俺よりもあるだろ」

 「アカネくん!総長とシズルさんの奢りだって!」

 「うん。楽しみ」

 本当に、お腹が空いた。

今度は、カズキも誘おう。そして、次が来る内に、思い出を増やしておこう__
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