最強少女は男装幹部
 リンは、、、私の事が好き?

いや、嘘だろう。だって、私は外道で、今から罪滅ぼしをして行くのであって。

どこにも好かれる要素なんてないし、でも、不思議と嫌じゃないし、、、


 よく考えれば、いつも隣にはリンがいた。

最初は弱虫で、ちょっとした事でも泣いていた彼。

そんなリンを守ってあげたいって思い始めて、私は好きだったけど、、、


 今までのリンへの好きは、友達としての好きだったのか。

突然、そんな疑問が湧き上がってくる。

だって、今だって恥ずかしく思いながら、嬉しいと心は言っているじゃないか。

 、、、私は、リンのことが好きだった?


 そう自覚した瞬間に、目の前のリンが愛おしく見えてくる。

もしかしたら、自惚れかもしれない。勘違いかもしれない。

 でも、今がチャンス、、、

 「良いよ、、、」

 お互い顔を真っ赤にして手を取り合い、気持ちを伝え合ったクリスマス・イヴ。

ジンはなぜか一緒に赤面し、シズルは手を叩き、カズキはスマホで撮影していた。

 なんだか、気恥ずかしい気分だ__
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