最強少女は男装幹部
 その事実に安心し、一気に力がほぐれる。

 そうだ。アカネくんは優しい人だ。

僕の神様で、素晴らしい人。

そんな人が僕を嫌うはずがない。寛容に受け止めてくれる筈だ。


 ふう、と落ち着くために息を吐き、顔をキリッとさせる。

まずは、アカネくんと話し合わなければ。


 「アカネくん、時間ある?」

 「あるけど、、、昼飯奢ってくれたら付き合うよ」
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