とある年の差カップルのほのぼのな日常
俺ばっか好きみたい…
6月。
夏に入り、ジメジメした休日。
我成と梅乃の住むマンションは、一年中空調完備がしっかりしている。
涼しいリビングで、まったりしている二人。
「うぅ…」
ソファに座って小説を読んでいる、梅乃。
そして我成はその梅乃に後ろからのしかかるように抱きつき、梅乃の読んでいる小説をなんとなく見ていた。
「ん?ウメ、どうしたの?」
急にうなりだした梅乃の顔を覗き込む。
「暑いよ…我成」
「えー!でも、離れたくない!」
いくら涼しい部屋でも、べったりくっつかれるとさすがに暑い。
我成の腕の中でモゾモゾしていると、更に抱き締められた。
「我成」
「ん?」
「少しでいいから、離れよ?
ほら、並んで座ろ?」
「やだ!」
「うーん…あ、ほら!膝枕!するから」
「なんで?
ウメは、嫌なの?」
「そうじゃなくて…お、重いの…」
「え!?
ご、ごめん!!」
バッと離れ、少し距離を置いた。
「ううん」
シュン…と叱られた子どものように項垂れる、我成。
「…………我成」
そんな我成を見て、ふわりと微笑み我成を包み込むように抱き締めた。
「ごめん…」
「ううん!
我成、好き好き〜(笑)
…………なーんちゃって!」
「…………フッ…!」
腕の中で、我成が噴き出した。
「え?なんで、笑うの?」
向き直り、頬を膨らませる。
「可愛いなって(笑)」
「そ、そんなことないし…///////」
「そんなことあるよ!
ウメは、何してても可愛い!」
「……/////」
「ウメ〜好き好き〜!」
顔を赤くする梅乃に、我成が微笑み抱き締めた。
その日のランチ。
我成が、冷やし中華を作ってくれた。
「――――――ん!美味しい!」
「良かった!」
「我成って、何でも出来るんだね…!
凄いなぁ…///////」
「…………凄いのは、ウメだよ?」
「そう?」
「美人で、優しくて、穏やかで……
だからって気取ってなくて、控えめ。
家事だって完璧だし、真っ直ぐで、素直。
……………ね?スパハニだよ!」
「スパハニ……
フフ…嬉しいけど、言い過ぎだよ!(笑)」
クスクス笑う梅乃を見ながら、我成は「………だから、俺を捨てないでね…」と呟いた。
夏に入り、ジメジメした休日。
我成と梅乃の住むマンションは、一年中空調完備がしっかりしている。
涼しいリビングで、まったりしている二人。
「うぅ…」
ソファに座って小説を読んでいる、梅乃。
そして我成はその梅乃に後ろからのしかかるように抱きつき、梅乃の読んでいる小説をなんとなく見ていた。
「ん?ウメ、どうしたの?」
急にうなりだした梅乃の顔を覗き込む。
「暑いよ…我成」
「えー!でも、離れたくない!」
いくら涼しい部屋でも、べったりくっつかれるとさすがに暑い。
我成の腕の中でモゾモゾしていると、更に抱き締められた。
「我成」
「ん?」
「少しでいいから、離れよ?
ほら、並んで座ろ?」
「やだ!」
「うーん…あ、ほら!膝枕!するから」
「なんで?
ウメは、嫌なの?」
「そうじゃなくて…お、重いの…」
「え!?
ご、ごめん!!」
バッと離れ、少し距離を置いた。
「ううん」
シュン…と叱られた子どものように項垂れる、我成。
「…………我成」
そんな我成を見て、ふわりと微笑み我成を包み込むように抱き締めた。
「ごめん…」
「ううん!
我成、好き好き〜(笑)
…………なーんちゃって!」
「…………フッ…!」
腕の中で、我成が噴き出した。
「え?なんで、笑うの?」
向き直り、頬を膨らませる。
「可愛いなって(笑)」
「そ、そんなことないし…///////」
「そんなことあるよ!
ウメは、何してても可愛い!」
「……/////」
「ウメ〜好き好き〜!」
顔を赤くする梅乃に、我成が微笑み抱き締めた。
その日のランチ。
我成が、冷やし中華を作ってくれた。
「――――――ん!美味しい!」
「良かった!」
「我成って、何でも出来るんだね…!
凄いなぁ…///////」
「…………凄いのは、ウメだよ?」
「そう?」
「美人で、優しくて、穏やかで……
だからって気取ってなくて、控えめ。
家事だって完璧だし、真っ直ぐで、素直。
……………ね?スパハニだよ!」
「スパハニ……
フフ…嬉しいけど、言い過ぎだよ!(笑)」
クスクス笑う梅乃を見ながら、我成は「………だから、俺を捨てないでね…」と呟いた。