とある年の差カップルのほのぼのな日常
「――――ねぇ、我成ー」
「んー?」
食器を片付けてくれている我成に声をかける、梅乃。
「私、ちょっとお買い物に行ってくるね。
すぐに帰――――――」
「え!?
俺も行く!!
留守番やだ!!」
我成は、基本的に梅乃から離れない。
かまってちゃんだ。
「仕事は?大丈夫?」
「大丈夫!
夜中にするから!」
梅乃がいる時は一切仕事をしないので、梅乃は時々こんな風に出ていこうとするが、全く効果がない(笑)
「―――――私のせいで、完全に昼夜逆転してるよね……(笑)我成」
手を繋ぎ、ゆっくりデパートに向かいながらポツリと言う梅乃。
「え?」
「だって、夜中はずっと仕事してるでしょ?
朝一緒にご飯食べて、私が出てから仕事してるんでしょ?」
「うん、そうだね。
でも、ウメが仕事行った後の午前中はぐっすり寝てるよ。
昼過ぎまで爆睡して、ちょっと仕事するって感じ。
夜中が一番、本格的にしてるかも?」
「身体、壊すよ?」
「大丈夫だよ、俺、身体強いから。
それに、このルーティンにもう慣れたし!」
「………」
(た、確かに…(笑))
我成が弱ってるところを見たことがない。
そしてデパートに着き、いつも行く化粧品店に向かう。
「化粧品?」
「うん、えーと…あ!これ!
これが一番、肌に合ってて!
高いんだけど、このクリームが一番良い!」
「へぇ~」
そう言って梅乃の頬に触れ、ぷにぷにと軽くつまむ。
「ちょ…!」
「フフ…気持ちい〜」
「こら!」
軽く頭を叩く。
「フフ…怒られた(笑)」
クスクス笑う我成。
そして、クリームを購入し「もう一つ買いたい物がある」と言って、我成と雑貨店に向かった。
ヘアアクセのコーナーに向かう。
「何買うの?」
「ヘアピン。
ちょっと髪の毛止めるのに欲しいのよね…」
「………これは?」
「うーん…もっと、飾りが小さいのがいいな。
少し止めたいだけだし。
でも、ただのピンじゃ味気ないし…」
「うーん…
これ!」
「あ!可愛い〜!
うん、これにする!
………うーん…さっき我成が選んでくれたのも、買おうかな!
家でつける分にはいいよね。
これも買おうっと!」
「ウメ、楽しそうだね!」
「フフ…やっぱ、お買い物は楽しい!
これも、我成のおかげ!」
「え?俺?」
「うん!
お洒落して、少しでも綺麗でいたいって“良いプレッシャー”かけてくれるから!」
「……/////」
いやいや、だから……
そんな風に、俺の心をかき乱さないでよ……///////
欲ばっか出てきて、独占欲で埋もれて苦しくなるから。
「んー?」
食器を片付けてくれている我成に声をかける、梅乃。
「私、ちょっとお買い物に行ってくるね。
すぐに帰――――――」
「え!?
俺も行く!!
留守番やだ!!」
我成は、基本的に梅乃から離れない。
かまってちゃんだ。
「仕事は?大丈夫?」
「大丈夫!
夜中にするから!」
梅乃がいる時は一切仕事をしないので、梅乃は時々こんな風に出ていこうとするが、全く効果がない(笑)
「―――――私のせいで、完全に昼夜逆転してるよね……(笑)我成」
手を繋ぎ、ゆっくりデパートに向かいながらポツリと言う梅乃。
「え?」
「だって、夜中はずっと仕事してるでしょ?
朝一緒にご飯食べて、私が出てから仕事してるんでしょ?」
「うん、そうだね。
でも、ウメが仕事行った後の午前中はぐっすり寝てるよ。
昼過ぎまで爆睡して、ちょっと仕事するって感じ。
夜中が一番、本格的にしてるかも?」
「身体、壊すよ?」
「大丈夫だよ、俺、身体強いから。
それに、このルーティンにもう慣れたし!」
「………」
(た、確かに…(笑))
我成が弱ってるところを見たことがない。
そしてデパートに着き、いつも行く化粧品店に向かう。
「化粧品?」
「うん、えーと…あ!これ!
これが一番、肌に合ってて!
高いんだけど、このクリームが一番良い!」
「へぇ~」
そう言って梅乃の頬に触れ、ぷにぷにと軽くつまむ。
「ちょ…!」
「フフ…気持ちい〜」
「こら!」
軽く頭を叩く。
「フフ…怒られた(笑)」
クスクス笑う我成。
そして、クリームを購入し「もう一つ買いたい物がある」と言って、我成と雑貨店に向かった。
ヘアアクセのコーナーに向かう。
「何買うの?」
「ヘアピン。
ちょっと髪の毛止めるのに欲しいのよね…」
「………これは?」
「うーん…もっと、飾りが小さいのがいいな。
少し止めたいだけだし。
でも、ただのピンじゃ味気ないし…」
「うーん…
これ!」
「あ!可愛い〜!
うん、これにする!
………うーん…さっき我成が選んでくれたのも、買おうかな!
家でつける分にはいいよね。
これも買おうっと!」
「ウメ、楽しそうだね!」
「フフ…やっぱ、お買い物は楽しい!
これも、我成のおかげ!」
「え?俺?」
「うん!
お洒落して、少しでも綺麗でいたいって“良いプレッシャー”かけてくれるから!」
「……/////」
いやいや、だから……
そんな風に、俺の心をかき乱さないでよ……///////
欲ばっか出てきて、独占欲で埋もれて苦しくなるから。