とある年の差カップルのほのぼのな日常
ウメと一緒に朝ご飯を食べて、ハグしてキスをして送り出す。

「行ってきます!」
小さく手を振るウメに、俺も小さく手を振り微笑んだ。

ドアが閉まって、俺は伸びをしながらキッチンに向かう。
片付けて、またベッドに横になった。

1時頃起きて、また仕事をする。
……って言っても、昼間は比較的ゆっくりで、リモート会議やミーティングが多い。

「―――――あ、もしもし?
ごめん、寝てた。
キリヤどうした?
………ん?明日?ん、わかった」

同期のキリヤからの連絡。
明日、出勤になった。

「てことは、今のうちにこれだけはやっておかないと!」
集中するために、ワイヤレスイヤホンをつけた。

ひたすら集中して作業し、気づくと19時をとっくに過ぎていた。

「7時半!?
ウメは!?」

慌ててスマホを確認すると、ウメからメッセージが入っていた。

【今から帰るね(⁠•⁠‿⁠•⁠)】

13分前に届いている。

慌てて返事をした。

【ごめんね、気づかなかった!
気をつけて帰ってきてね!】

“ウメからの連絡の返事を待たせない”のも、ウメに寂しい思いをさせない事への俺が決めている事柄だ。

ウメから“了解”のスタンプが送られてきた。

俺は慌てて、キッチンへ向かった。
15分程して、ウメが帰ってきた。

「我成、ただいま!」

「ウメ!おかえり〜!」
両手を広げると、ウメは照れたように笑って抱きついてきた。

あぁ、もう…可愛い〜!

「ウメ〜好き好き〜!」
「フフ…私も、好き好き〜!」

向き直って、ウメに「キスして?」と言うと、やっぱり照れたように笑って俺の頬に触れキスをしてくれた。

「///////フフ…」

抱き締め合うことも、キスを交わすことも何度もしてるのにウメは未だに照れる。

可愛い…

俺は我慢できなくなる。
ウメの口唇をなぞるように触れて、奪うように重ねた。

「ンンン……んはぁ…」

深くなって、角度を変えて何度もキスをする。
ウメの吐息が漏れて、それがまた俺を煽って止まらなくなる。

「………ん…もう…我成!//////」

「だって、ウメが可愛いんだもん!」

怒ってくるウメも可愛い。

俺は更に啄むキスを繰り返した。

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