とある年の差カップルのほのぼのな日常
「――――キリヤ、おはよ!」
「あ、我成!
悪いな、急に…」
同期のキリヤとは、大学の時からの仲だ。
研修でいつも一緒だったのもあり、仲良くなった。
お互いに内定もらえたとわかった時は、一緒に大喜びしたくらいに。
「早速だけど、これ見て?
―――――――――」
「―――――終わった〜!」
なんとかトラブルを解決出来て、二人で伸びをする。
「あ、もう2時になるじゃん(笑)」
「我成、なんか食べようよ!」
「そうだね!」
俺達は、外に出た。
そして近くの定食屋に向かった。
注文して定食が来るのを待っていると、キリヤが切り出した。
「あ!我成の彼女の弁当屋!」
「え?」
「ほんと、美味しいね!」
「うん。
…………ねぇ、そんな頻繁に行ってるの?」
「頻繁……ではないとは思うけど…
最近引っ越して、たまたま弁当屋の近くのマンションでさ。
それで、よく行くようになったんだ。
僕も、ミサ梅弁当にハマっちゃって(笑)」
「ふーん…
…………そうなんだ」
「なんか…ヤキモチ妬いてる?(笑)」
「は?別に…」
「てか、元々は我成が紹介してきたんだよ?
美味しい弁当屋があるって」
確かに。
大学生の時は隣町にいたキリヤに、わざわざ買いに来させていたのは俺だ。
あの頃は、こんなにウメに惚れるとは思ってなかったのだ。
独占欲でいっぱいになって、片時も離れたくない。
キリヤが弁当屋に行ってるってだけで、嫉妬でおかしくなる。
「“そんなに”好きなんだ?」
「うん」
「でも、もう奥さんなんでしょ?」
「は?」
「だって、それ」
キリヤが俺の左手を指差す。
「あー、これは……
まだ、婚約中なんだ」
「そうなんだ。
今日会って、いつの間に結婚したんだって思ってた(笑)」
「でも、今年中には……」
「そっか!
結婚式、呼んでね?」
「もちろん!」
そして仕事が終わり、帰って夜ご飯の用意をしているとウメが帰ってきた。
ちょうど、俺はトイレに行っていて戻ろうとしていた時で………
「あ!ウメ!
おかえりぃ〜!」
「フフ…ただいま!」
両手を広げ、ウメを抱き締める。
頬擦りしてウメの頬を包み込んで、キスをしようとすると……
「あ、待って!うがいしてくる!」
そう言って、パタパタと洗面所の方に向かった。
「あ、我成!
悪いな、急に…」
同期のキリヤとは、大学の時からの仲だ。
研修でいつも一緒だったのもあり、仲良くなった。
お互いに内定もらえたとわかった時は、一緒に大喜びしたくらいに。
「早速だけど、これ見て?
―――――――――」
「―――――終わった〜!」
なんとかトラブルを解決出来て、二人で伸びをする。
「あ、もう2時になるじゃん(笑)」
「我成、なんか食べようよ!」
「そうだね!」
俺達は、外に出た。
そして近くの定食屋に向かった。
注文して定食が来るのを待っていると、キリヤが切り出した。
「あ!我成の彼女の弁当屋!」
「え?」
「ほんと、美味しいね!」
「うん。
…………ねぇ、そんな頻繁に行ってるの?」
「頻繁……ではないとは思うけど…
最近引っ越して、たまたま弁当屋の近くのマンションでさ。
それで、よく行くようになったんだ。
僕も、ミサ梅弁当にハマっちゃって(笑)」
「ふーん…
…………そうなんだ」
「なんか…ヤキモチ妬いてる?(笑)」
「は?別に…」
「てか、元々は我成が紹介してきたんだよ?
美味しい弁当屋があるって」
確かに。
大学生の時は隣町にいたキリヤに、わざわざ買いに来させていたのは俺だ。
あの頃は、こんなにウメに惚れるとは思ってなかったのだ。
独占欲でいっぱいになって、片時も離れたくない。
キリヤが弁当屋に行ってるってだけで、嫉妬でおかしくなる。
「“そんなに”好きなんだ?」
「うん」
「でも、もう奥さんなんでしょ?」
「は?」
「だって、それ」
キリヤが俺の左手を指差す。
「あー、これは……
まだ、婚約中なんだ」
「そうなんだ。
今日会って、いつの間に結婚したんだって思ってた(笑)」
「でも、今年中には……」
「そっか!
結婚式、呼んでね?」
「もちろん!」
そして仕事が終わり、帰って夜ご飯の用意をしているとウメが帰ってきた。
ちょうど、俺はトイレに行っていて戻ろうとしていた時で………
「あ!ウメ!
おかえりぃ〜!」
「フフ…ただいま!」
両手を広げ、ウメを抱き締める。
頬擦りしてウメの頬を包み込んで、キスをしようとすると……
「あ、待って!うがいしてくる!」
そう言って、パタパタと洗面所の方に向かった。