ヤンキーくんたちに溺愛されてます!
「ふふっ、変な顔」
「おい。俺のものに手を出すな」
突然、ぐいっと後ろに体を引き寄せられ相染さんの手から逃れる。
上を見上げると、ちょっと怒った顔をした黒鉄琥珀がいた。
「…あ、お兄ちゃんを倒した琥珀先輩じゃん」
「あ?誰だおまえ」
「相染心虹。元トップの妹です」
「…虎の妹か」
「ふっ、虎って。一個上であろうと平気で呼び捨てにするくらい、弱い人はあんたにとって下の人間なんだね。やっぱトップってろくな人いないね。…うちのお兄ちゃんも含めて」
相染さんの顔が一瞬だけ苦しそうに歪んだ。
「…って、どうでもいいけど入学式は?」
「おい。俺のものに手を出すな」
突然、ぐいっと後ろに体を引き寄せられ相染さんの手から逃れる。
上を見上げると、ちょっと怒った顔をした黒鉄琥珀がいた。
「…あ、お兄ちゃんを倒した琥珀先輩じゃん」
「あ?誰だおまえ」
「相染心虹。元トップの妹です」
「…虎の妹か」
「ふっ、虎って。一個上であろうと平気で呼び捨てにするくらい、弱い人はあんたにとって下の人間なんだね。やっぱトップってろくな人いないね。…うちのお兄ちゃんも含めて」
相染さんの顔が一瞬だけ苦しそうに歪んだ。
「…って、どうでもいいけど入学式は?」