DEAR 1st SEASON
【送信メール】
To:朝岡さん
無題
─────────
久しぶりー★
あたしも元気だよ(^^)♪
うん、会えるよ✨
あたしはいつでも大丈夫だよ♪
-END-
───…そして…
更に数分後──…。
またブルーのイルミネーションがあたしの目を光らせた。
【受信メール】
From:朝岡さん
無題
─────────
マジで?
むっちゃ嬉しいんやけど。
ほんなら今日の夕方いける?
俺大学終わったらそのまま車で迎えに行くわ。
飯一緒にどない?
-END-
今日………。
夕方か……。
別に何も予定ないし…
【送信メール】
To:朝岡さん
無題
─────────
今日だね★
大丈夫だよ♪
じゃあ家で待ってるね!!
-END-
─送信完了しました─
───…そして。
学校から急いで帰宅し、足早にメイクと髪を直す。
──…一体、
あたしはどんな顔をして会えばいいんだろう。
かき混ざる様々な想い
……だからだろうか。
全身に緊張感が走ってどうも落ち着かない。
──一時間後…。
見慣れたシルバーのエスティマが玄関に到着した。