幼なじみの恋と恋愛小説の恋。
4話 校舎裏の告白
私は、なるべく急いで校舎裏へ向かった。
そこに立っていたのは、とても優しそうな男の子。
外は冷たいのに待っていてくれたから、悪い人では無いと思う…
恥ずかしそうに、顔を赤くして、もじもじしている。
…緊張しているだけに見えるのは気のせいだろうか。
なんぱとか、やんきー、じゃなくて良かったけど。
いやもしかしたら裏の顔は、とかあるかもしれない。
もしもの時の返事考えてなかった!
あ、気づかれちゃった。な、なんてくる?
「あ、あの!葉月 美羽さんですか…?」
「は、は、はい!あの…」
2人して、緊張と恥ずかしさで林檎の様に顔を赤らめて数秒間向き合っていたら、
「……僕と付き合ってください!!!」
本当に来た?!?なんて答えよう?!
ここは、正直に…!
「……ごめんなさい!!!」
「あ……」
彼…桐島優希くんは赤らめた顔は直ぐに無くなり
安心した表情をした。
その表情を見た私は少し、胸が痛くなった。
「ごめんなさい。…恋とか、余りよくわからなくて」
「そ、それなら僕が教えます…!」
「ううん…私よりいい人はきっといますので!!」
それを言ったきり、走って逃げてしまった。
桐島くんの事は、なんだか、不穏な感じがしたからこれでいい。
桐島くんは追っかけてくるのかな…?
でも、桐島くんは追っかけては来なかった。
そこに立っていたのは、とても優しそうな男の子。
外は冷たいのに待っていてくれたから、悪い人では無いと思う…
恥ずかしそうに、顔を赤くして、もじもじしている。
…緊張しているだけに見えるのは気のせいだろうか。
なんぱとか、やんきー、じゃなくて良かったけど。
いやもしかしたら裏の顔は、とかあるかもしれない。
もしもの時の返事考えてなかった!
あ、気づかれちゃった。な、なんてくる?
「あ、あの!葉月 美羽さんですか…?」
「は、は、はい!あの…」
2人して、緊張と恥ずかしさで林檎の様に顔を赤らめて数秒間向き合っていたら、
「……僕と付き合ってください!!!」
本当に来た?!?なんて答えよう?!
ここは、正直に…!
「……ごめんなさい!!!」
「あ……」
彼…桐島優希くんは赤らめた顔は直ぐに無くなり
安心した表情をした。
その表情を見た私は少し、胸が痛くなった。
「ごめんなさい。…恋とか、余りよくわからなくて」
「そ、それなら僕が教えます…!」
「ううん…私よりいい人はきっといますので!!」
それを言ったきり、走って逃げてしまった。
桐島くんの事は、なんだか、不穏な感じがしたからこれでいい。
桐島くんは追っかけてくるのかな…?
でも、桐島くんは追っかけては来なかった。