冷徹と有名なあの総長に愛されちゃってます!
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つ、ついに来てしまった。

放課後が…

楽しみだなぁ!

また、会えるなんて!

私なんて、楽しみすぎて由乃をお隣さんのお婆ちゃんに預けさせてもらった。

しかも、授業中もうずうずして授業が耳に入らなかった。

楽しみ〜!

でも、それ以上に怖い。

何か危険なことを言われるかもしれない。

怖いし、ドキドキする。

まぁ、零夜さんは優しいからそんなことを言うために呼び出したりはしなさそうだけど…。

でも、関わったら今までの平穏な日々が一瞬にして壊れそう。

私は、そんな予感がする。

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あれれ?

いないっ!  

さ、叫んでみようっ! 

「れ、れぃゃーーんんっ!」

誰かが、私の口を抑えた。

え?

ヤクザ?

殺される?

こ、怖いっ!

「怖がらなくていいよ。」


へ?

後ろを見ると、零夜さんがいた。

「あっ!れいーーー」

「静かに。」

と、言いながら人差し指を唇に当ててきた。

うわ…。

なんていう色気なの?

完全にノックアウトされた私は、頭を上下に降るしかできることは無かった。

「花乃よく聞いてほしい。俺は、隣のヤンキー校に通ってる。しかも、総長もやってる。だから、普通には会えない。会ったら、花乃と由乃を危険に晒す。だからこうして見えないところで話してる。でも、俺はーーー!!」

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