無気力な王子様は、今日も私を溺愛したがる
4.タイトル未設定





「ふわぁ……っ」




それから、あっという間に翌日になった。



窓から差し込む、太陽の光で目が覚めた。



うーん、目覚ましが鳴る前に起きちゃったなぁ……。



やっぱり新しい部屋だからか、いつもより少し眠りが浅かった気がする。



時計を見ると六時を少し回ったところ。



引っ越したから、通学時間が前より短くなるんだ。



だけど、朝は余裕を持ちたいから、いつも通り六時半に目覚ましをセットしたのだけれど、少し早く起きちゃったみたい。



私はどちらかと言うと朝型だから、もうしっかり目が覚めてしまった。



うーん、このままゴロゴロしててもだから、支度をしようかなぁ。


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