幼なじみ ~未練~
幸せな夢 = 虚しい夢?
『俺、ずっと前からきーが好き』
「わたしも!」
元気よく返事をし、その声で目を覚ます。
隣では、
「ききちゃん、どうしたの?」
寝ぼけまなこの佑典(ゆうすけ)が喜々良を見る。
「えらい上機嫌だけど」
「あ、ごめん。
幸せな夢を見てて…」
「…ふーん?」
佑典はまるで唸るように言うと、喜々良(ききら)に背を向けた。
「わたしも!」
元気よく返事をし、その声で目を覚ます。
隣では、
「ききちゃん、どうしたの?」
寝ぼけまなこの佑典(ゆうすけ)が喜々良を見る。
「えらい上機嫌だけど」
「あ、ごめん。
幸せな夢を見てて…」
「…ふーん?」
佑典はまるで唸るように言うと、喜々良(ききら)に背を向けた。