人生詩集・青少年編
流れ星・サッフォー
ああ
アポロンの放つ銀矢のように 目にも止まらぬ速さで 光となって
私は下界に墜ちて行かねばなりません
悲しや どんなにこの身を厭おうとも 慈しもうとも
一瞬のうちに私は 光となって消え行くのです
サッフォーよ 私を讃えてください
その優雅な堅琴の調べで私を謳い 憐れんでください
森のニンフたちよ でき得るならば 光となった私を
あなたがたの透き通る衣のうちに織り込んでください
ああ
誰が私を見てくれるのでしょう?
こんなに美しいのに
どうして墜ちて行かねばならないのでしょう…?
【流れ星 from pixabay by YakupIpek】
アポロンの放つ銀矢のように 目にも止まらぬ速さで 光となって
私は下界に墜ちて行かねばなりません
悲しや どんなにこの身を厭おうとも 慈しもうとも
一瞬のうちに私は 光となって消え行くのです
サッフォーよ 私を讃えてください
その優雅な堅琴の調べで私を謳い 憐れんでください
森のニンフたちよ でき得るならば 光となった私を
あなたがたの透き通る衣のうちに織り込んでください
ああ
誰が私を見てくれるのでしょう?
こんなに美しいのに
どうして墜ちて行かねばならないのでしょう…?
【流れ星 from pixabay by YakupIpek】