ファースト・ラブ
それから1週間、私と俊先輩は隣の席で補習を受けた。
すごくすごく幸せだった。
毎日俊先輩に会えるのが嬉しくて、幸せで、この1週間は、この取るに足らない高校生活でのかけがえのない思い出だ、とそう思った。
補習最終日。
朝、電車に乗りながら、今日は絶対に俊先輩に、1週間、ありがとうございました。楽しかったです。を伝えるんだ。と決意する。
席に着いてしばらくすると俊先輩が来て、鞄を下ろしながら「おはよう」って言われる。
だから私も「おはようございます」って言う。
明日からは言えないんだなと思うと寂しい。
補習が終わって、みんながバラバラと教室を出ていく。
俊先輩に、「1週間ありがとうございました!楽しかったです!」ってぺこりお辞儀する。
「俺も!毎日水野と会えるの楽しみだった。」
へへ、って2人で笑い合う。
「部活ないんやったら一緒に帰ろう」
「あっえっはい!」
嬉しすぎて、気が急きすぎて、下駄箱で、上履きから外履きに履き替えるのを忘れそうになった。
すごくすごく幸せだった。
毎日俊先輩に会えるのが嬉しくて、幸せで、この1週間は、この取るに足らない高校生活でのかけがえのない思い出だ、とそう思った。
補習最終日。
朝、電車に乗りながら、今日は絶対に俊先輩に、1週間、ありがとうございました。楽しかったです。を伝えるんだ。と決意する。
席に着いてしばらくすると俊先輩が来て、鞄を下ろしながら「おはよう」って言われる。
だから私も「おはようございます」って言う。
明日からは言えないんだなと思うと寂しい。
補習が終わって、みんながバラバラと教室を出ていく。
俊先輩に、「1週間ありがとうございました!楽しかったです!」ってぺこりお辞儀する。
「俺も!毎日水野と会えるの楽しみだった。」
へへ、って2人で笑い合う。
「部活ないんやったら一緒に帰ろう」
「あっえっはい!」
嬉しすぎて、気が急きすぎて、下駄箱で、上履きから外履きに履き替えるのを忘れそうになった。