ファースト・ラブ
体育の授業中。ソフトボールの練習をしていた。
二週間後の球技大会に向けて、練習が始まった。
球技大会、私はソフトボールの試合に出ることにした。
3年生にとっては球技大会が最後の大きな行事。
つまり、私達2年生にとっても、3年生と一緒に参加する最後の学校行事。俊先輩と喋れる最後のチャンスかもなあ…。
きっと、これが終わったら、日常が繰り返されるのみで、俊先輩も受験勉強が本格的になっていって、喋れる機会なんて、ほとんどなくなってしまうんだろう。
球技大会、早く来てほしいけど、終わって欲しくない。
「痛っ!」
ボールが脇腹に直撃する。
「あッ、日葵~大丈夫!?」
ユイが駆け寄ってくる。
先生がピー!ってホイッスルをけたたましく鳴らす。「ぼーっとすんな~危ねえぞ~!」
二週間後の球技大会に向けて、練習が始まった。
球技大会、私はソフトボールの試合に出ることにした。
3年生にとっては球技大会が最後の大きな行事。
つまり、私達2年生にとっても、3年生と一緒に参加する最後の学校行事。俊先輩と喋れる最後のチャンスかもなあ…。
きっと、これが終わったら、日常が繰り返されるのみで、俊先輩も受験勉強が本格的になっていって、喋れる機会なんて、ほとんどなくなってしまうんだろう。
球技大会、早く来てほしいけど、終わって欲しくない。
「痛っ!」
ボールが脇腹に直撃する。
「あッ、日葵~大丈夫!?」
ユイが駆け寄ってくる。
先生がピー!ってホイッスルをけたたましく鳴らす。「ぼーっとすんな~危ねえぞ~!」