三人が離れてくれませんっ



だけど、そんな困ったり嫌だったことはなかったはずだ。


ケンカして解散、みたいなことも気まずくなることもわたしの記憶にはない。





「わたしは、良かったと思うよ。純粋に楽しかったし?三人とも優しかったから、わたしのこと仲間外れとかしなかったでしょ?あの頃のわたしはそれも嬉しかったんだと思うよ」




だから本当はもっともっと、いっぱい一緒に居たかった。


でも、小三の時にいっちゃんが、


小二の頃にたーちゃんにが転校して、



二人と離れて泣いていたわたしに、

『俺はずっとお前のそばにいる』ってしゅーちゃんが言ってくれた。



だけどそのしゅーちゃんも、小三の時に転校してしまった。


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