独占欲強めな不良さんに執着されています。
「んじゃ、俺帰るわ」
「ん、じゃーね悠」
「おう、頑張れよ」
問題集と文房具を片手に、悠が私の部屋を出て行く。
「深夜、だっけ・・・」
きっと部屋まで煌が迎えに来るんだろう。
学園から繁華街まで10分くらいだから、きっと夜遅くになるんだろう。
少し仮眠でも取るか・・・。
ベッドに行くのは面倒なので、近くにあった柔らかいソファーに寝転がる。
スマホのアラームをセットして、私は制服のまま浅い眠りについた。
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