君と始める最後の恋
「まだ君をどういう目で見てるとかわからない。だから分かるまでは…、君が好きで居てくれる間だけでも絶対傍に居て。」
ずるい、人が諦めようとしたタイミングで傍に居てとか言ってくるなんて。いつもずるい。
さっきから涙が止まらない私の事をそっと抱き寄せて、頭を撫でてくれる。
酷い人だと思う。こうすれば私が離れないって分かって言ってる。
「嫌い、先輩ずるい」
「うん」
「バカ、鬼畜、ひねくれ」
「…うん」
私の悪口にも笑いながら聞いてくれている。
何でここで抱き締めてくれる癖にどういう目で見ているかわからないって。
逆に好きな子以外にどういう人にこんな態度取るんですか。
「嫌いじゃないです、大好きです。」
「はいはい」
そのままずっと抱き締めてくれる酷い先輩。
だけどこうされるだけで頑張ろうって思えちゃうんだよ、好きになってもらえるように。
ずるい、人が諦めようとしたタイミングで傍に居てとか言ってくるなんて。いつもずるい。
さっきから涙が止まらない私の事をそっと抱き寄せて、頭を撫でてくれる。
酷い人だと思う。こうすれば私が離れないって分かって言ってる。
「嫌い、先輩ずるい」
「うん」
「バカ、鬼畜、ひねくれ」
「…うん」
私の悪口にも笑いながら聞いてくれている。
何でここで抱き締めてくれる癖にどういう目で見ているかわからないって。
逆に好きな子以外にどういう人にこんな態度取るんですか。
「嫌いじゃないです、大好きです。」
「はいはい」
そのままずっと抱き締めてくれる酷い先輩。
だけどこうされるだけで頑張ろうって思えちゃうんだよ、好きになってもらえるように。