君と始める最後の恋
仕事終わり、ドキドキしながら駅前まで向かう。
わざわざ駅前で待ち合わせにしたのは会社から一緒に出てご飯に行くと色々周りに勘繰られる可能性があるからだ。
同じ職場なのにこんな風に待ち合わせして、なんてそれこそ秘密のやり取りでドキドキしてしまう。
「(待ち合わせ、良い!)」
なんて心の中で頷いて、先に先輩を駅前で待っていた。
先輩は帰り際小川くんに捕まっていて、指導してから行くという話だったので大人しく待つ。
鞄の中から手鏡を取りだして、乱れてるはずの前髪などをちょいちょいと右手の人差し指で整える。
付き合ってから初めての夕食デート。
何食べたいか決めといてと言われたもの、特にこれが食べたいはない…。
あ、今日はなんとなく焼肉が食べたい気がする。
ガッツリが割と好きな私と、そんなに量を食べない先輩。
言うだけ言って却下されたら考えてみよ。
なんて思いながら先輩を待っていた。
わざわざ駅前で待ち合わせにしたのは会社から一緒に出てご飯に行くと色々周りに勘繰られる可能性があるからだ。
同じ職場なのにこんな風に待ち合わせして、なんてそれこそ秘密のやり取りでドキドキしてしまう。
「(待ち合わせ、良い!)」
なんて心の中で頷いて、先に先輩を駅前で待っていた。
先輩は帰り際小川くんに捕まっていて、指導してから行くという話だったので大人しく待つ。
鞄の中から手鏡を取りだして、乱れてるはずの前髪などをちょいちょいと右手の人差し指で整える。
付き合ってから初めての夕食デート。
何食べたいか決めといてと言われたもの、特にこれが食べたいはない…。
あ、今日はなんとなく焼肉が食べたい気がする。
ガッツリが割と好きな私と、そんなに量を食べない先輩。
言うだけ言って却下されたら考えてみよ。
なんて思いながら先輩を待っていた。