君と始める最後の恋
「そんな憧れ君にはいらないんじゃない?」
「ええ、乙女にはいつまでもときめきは必要ですよ。」
なんて言っている時にテレビの中では感動的なキスシーンへと移っていく。
何度見ても憧れるしときめく。
確かに一番ときめかせてくれるのは類くんだからもういいのかもしれないけどなんて思いながら類くんの方を見ると顔を一気に寄せてくる。
あまりの近さにビクッと体を揺らして驚いてしまう。
少し後ろに引くと逃さないとでも言いたげに後頭部を手で捕まえる。
そして至近距離で見つめ合う形になって胸がうるさくなっている。
「(ち、近…。)」
急なそのタイプ真ん中の綺麗なお顔は心臓に悪い。
「俺以外にも簡単にときめくんだ?随分浮気性なんだね。」
「う、浮気性って…。」
「教えてよ、どんな風にされるのが憧れでときめくのか」
そう言いながら意地悪な笑みを零す類くんに何も言えなくなる。
何か私はスイッチを入れてしまったらしい。
その瞳に捕まってしまえば私は逃げられなくなる。
「ええ、乙女にはいつまでもときめきは必要ですよ。」
なんて言っている時にテレビの中では感動的なキスシーンへと移っていく。
何度見ても憧れるしときめく。
確かに一番ときめかせてくれるのは類くんだからもういいのかもしれないけどなんて思いながら類くんの方を見ると顔を一気に寄せてくる。
あまりの近さにビクッと体を揺らして驚いてしまう。
少し後ろに引くと逃さないとでも言いたげに後頭部を手で捕まえる。
そして至近距離で見つめ合う形になって胸がうるさくなっている。
「(ち、近…。)」
急なそのタイプ真ん中の綺麗なお顔は心臓に悪い。
「俺以外にも簡単にときめくんだ?随分浮気性なんだね。」
「う、浮気性って…。」
「教えてよ、どんな風にされるのが憧れでときめくのか」
そう言いながら意地悪な笑みを零す類くんに何も言えなくなる。
何か私はスイッチを入れてしまったらしい。
その瞳に捕まってしまえば私は逃げられなくなる。