君と始める最後の恋
私達のやりとりを見て白羽さんと一ノ瀬先輩のお兄さんが笑ってくれる。
「ふふ、郁ちゃん可愛いね。類くんもこりゃ手掛けちゃうよね。」
「何この空気感、すごい面倒くさい。」
溜息を吐きながらも白羽さんの言葉を否定も肯定もせずいてくれる。
冗談はたくさん言うし意地悪もたくさん言うけど、こういう本気で人を傷付ける様な事を言わない所好きだな…。
「(ん?)」
今の自分のすんなり好きだなって思ってしまった事にハッとする。
な、今私、無自覚に好きだなって思っちゃってた。
誰も私の感情なんて知る由も無いのに、顔が熱くなっていった。
「郁ちゃん顔真っ赤じゃない?」
「あれ、本当だ。暑い?」
白羽さんと一ノ瀬先輩のお兄さんが心配してくれるが、慌てて首を横に振る。
「い、いえ!そんな、なんでもないです!」
まさかこんな所で好きだという感情が自然に湧くと思っていなかったから吃驚して動揺してしまった。
隣に立つ一ノ瀬先輩は、私の顔を無表情で見ている。
やばい、こんなにときめいてしまうのは、好きだからってこと…?
久しぶりに恋をするって感覚に気付いてしまって、胸の鼓動が止まらなかった。
「ふふ、郁ちゃん可愛いね。類くんもこりゃ手掛けちゃうよね。」
「何この空気感、すごい面倒くさい。」
溜息を吐きながらも白羽さんの言葉を否定も肯定もせずいてくれる。
冗談はたくさん言うし意地悪もたくさん言うけど、こういう本気で人を傷付ける様な事を言わない所好きだな…。
「(ん?)」
今の自分のすんなり好きだなって思ってしまった事にハッとする。
な、今私、無自覚に好きだなって思っちゃってた。
誰も私の感情なんて知る由も無いのに、顔が熱くなっていった。
「郁ちゃん顔真っ赤じゃない?」
「あれ、本当だ。暑い?」
白羽さんと一ノ瀬先輩のお兄さんが心配してくれるが、慌てて首を横に振る。
「い、いえ!そんな、なんでもないです!」
まさかこんな所で好きだという感情が自然に湧くと思っていなかったから吃驚して動揺してしまった。
隣に立つ一ノ瀬先輩は、私の顔を無表情で見ている。
やばい、こんなにときめいてしまうのは、好きだからってこと…?
久しぶりに恋をするって感覚に気付いてしまって、胸の鼓動が止まらなかった。