明けない夜はきっと無い…

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暁さんの返答にかなりガッカリしたものの、私の風邪は回復し、次の日には何とも無かった。

そして…

「Hello,guys !!!

やぁ、元気にしてたかい?

My sweet honey ヤヨイ!」

ユウシャンさんがやって来て、いつもの陽気な挨拶をする。

ユウシャンさんは、私にハグしようとした所で、暁さんに首根っこ捕まれて、引き剥がされた。

「Oh〜!

ハグは、挨拶ネ!
アカツキ心せまい!」

「やかましい!
うろちょろしてないで、椅子に座れ!」

そんなやり取りが始まり、私は面白そうに見ていた。

「行きたい所あるネ!」

「富士山なら、1人で行ってこい。」

「お〜、アカツキ!
フジもイイネェ!」

「富士の樹海にお前だけ捨てて来る。」

暁さんは縁起でも無いことを言う。

「じゅかーい!
What is that ???」

「えーと、ユウシャンさん!
行きたい所ってどこですか!?」

この2人じゃ話が進まないので、私が割って入る。

「Oh!

ソレネ!

アキハバラ行きたいヨ!」

「秋葉原…」

そう言えば私も行ったこと無いや。

「オタクばっかりだろ、秋葉原なんか行ったって。」

「ノーノー!
Japaneseアニメ!

エクセレント!!!」

「あ、そっか。
どんなアニメ知ってるんですか???」

「ドラゴ◯ボール!
ナ◯ト!
ハンター×◯ンター!
ドラえ◯ん!

なんでも知ってるヨ!」

「分かったよ、飯食ったらちょろっと行こう。」

という訳で、暁さんの作ったチャーハンを食べて、秋葉原に向かった。

「楽しみですねっ!」

「Yes!
日本といえば、アニメ!」
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