今夜だけのはずが極上の彼に愛されて
一度会場から出た方が良さそうだ。

つい紅羽に自分がデザインしたドレスなのに文句を言ってしまう俺。

意外と独占欲が強かったらしい。

こうなるとやはり直ぐにでもベッドで可愛がりたくなってしまう。

こんなに可愛い紅羽を離したくない。
触れたい。
仕事の話もしたいのに…

それよりも今は慰めたい。
絶対にあんな酷いひがみを言われて傷ついてる。

パーティーでも大体の関係者には挨拶をしたしあとは大丈夫だろうと紅羽を家に連れて帰る事にした。

ズルいと言われてもいい。

タクシーに紅羽を乗せて俺の住むレジデンスへ到着すれば彼女は面白い反応をする。

ははは。
いちいち可愛いな。

コンシェルジュに俺の苗字を呼ばれれば、それにも反応して。
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