今夜だけのはずが極上の彼に愛されて
部屋についてなかなか靴を脱がない彼女のヒールを俺は脱がせる。

何でもしてやりたくなるな。

前にBARで飲んだ時甘口のワインを飲んでいたのを思い出して、家にあるなるべく甘そうなワインを開けた。

美味しいと喜んで飲む彼女がますます可愛い。

値段を聞くのも面白い。

そしてキッチンでつまみを用意していれば、紅羽をモデルにしたデザイン画を見つけられてしまった。

まぁ、隠すのもおかしいしな。

そしてそのデザイン画をみた紅羽は自分がモデルだと知りやはり驚いた表情をした。

紅羽だったらこれをどう作るのか聞きたくなって聞いてみればポンポンと案をあげてくる。

やっぱり凄い。

やっぱり、ニューヨークで会ったのも紅羽なんじゃないのかと頭をよぎる。

でも紅羽は俺を見ても何も言って来ないし、やっぱり俺の思い過ごしなのか?

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