今夜だけのはずが極上の彼に愛されて
♦︎♦︎♦︎
「紅羽。俺、そろそろ結婚したいんだけど」
私の上司であり彼氏の菅井直人(すがいなおと)がベッドでまどろむ中突然そんな事を言いだした。
直人とはかれこれ付き合ってもうすぐニ年。
直人は私の5歳年上なので今年で三十歳だ。
そりゃ結婚願望もあるか…
私はパタンナーとして最近仕事が楽しくて仕方ない。
任せられる仕事が増えて実に充実している。
そして何より今は結婚願望など皆無だ。
「直人の事は好きだけど私パタンナーになってやっと最近やり甲斐を感じてきて…だからまだ仕事に集中したいの」
私は正直に胸の内を話した。
「はは。だよな、お前は良く頑張ってるよ。才能がある。それは俺が保証する。なかなかお前のような人材は会社にとっては稀少だからな。ごめんな、俺応援してるから。仕事、頑張ろうな」
なんて優しいんだろう。
直人はもともと私の上司で、入った頃からずっと私の能力を買ってくれていてこうしていつも背中を押してくれていた。
「紅羽。俺、そろそろ結婚したいんだけど」
私の上司であり彼氏の菅井直人(すがいなおと)がベッドでまどろむ中突然そんな事を言いだした。
直人とはかれこれ付き合ってもうすぐニ年。
直人は私の5歳年上なので今年で三十歳だ。
そりゃ結婚願望もあるか…
私はパタンナーとして最近仕事が楽しくて仕方ない。
任せられる仕事が増えて実に充実している。
そして何より今は結婚願望など皆無だ。
「直人の事は好きだけど私パタンナーになってやっと最近やり甲斐を感じてきて…だからまだ仕事に集中したいの」
私は正直に胸の内を話した。
「はは。だよな、お前は良く頑張ってるよ。才能がある。それは俺が保証する。なかなかお前のような人材は会社にとっては稀少だからな。ごめんな、俺応援してるから。仕事、頑張ろうな」
なんて優しいんだろう。
直人はもともと私の上司で、入った頃からずっと私の能力を買ってくれていてこうしていつも背中を押してくれていた。