今夜だけのはずが極上の彼に愛されて
「いらっしゃいませ」

品のある店員さんに出迎えられ、カウンターに案内される。

ここは目の前で霜降りの上質な油の乗ったお肉を焼いてくれるお店だ。
私はだいたい自分へのご褒美飯はここへ来る。

最高なのよ。
たまにしか来ないけど奮発して食べたくなるのよね。

焼かれたお肉に舌鼓を打つ。

んー!
最高ー!
舌の上で溶けるー!
ビールも最高ー!

そして食べ終わったところでタイミング良く持ってきていたタブレットに通知が来た。

あら!
もうMattから返事が来たわ。

大きい会社なはずなのにレスポンスが意外と早い事に驚く。

前の会社ではこうはならなかったな。
ほかのブランドもだけど。

この風通しの良さも次々と新作が世に出る秘訣でもあるのかな?
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