今夜だけのはずが極上の彼に愛されて
私を見上げて腰を下から突き上げる。

「あっ…んっ」

「こうやって俺の前で乱れるところ…最高」

「はぁっ…」

「…好きだよ」

そう言って頭の後ろに手が回ると引き寄せられて噛み付くようにキスをされる。

「んんっ…」

ギシっと軋むベッドと、絡み合う蜜の音…

「んぁっ…あっ…はぁっ…」

これ奥に当たる…
どんどん激しくなる律動にただ身を任せる事しかできない。

「ごめん…」

「え?」

「ちょっと加減できなくなってきた…」

そう言って私の胸を口に含み頂点の蕾をコリっとかじられる。

「あっ…!」

ビクンと予告もなく弾けてしまう。

「俺もイキそ…」

「うんっ…はぁっ…私もっ…ぁあっ!」

律動は激しさを増してガンと奥へと一気に突き上げられるとドクンと中で誠が絶頂を迎え同時に私も果てる。

そして見つめ合えば優しくキスをされた。

「んんっ」
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