執拗に愛されて、愛して
新幹線の中3時間掛けて実家に向かう。


「うっまー!」


駅で買った駅弁と昼間から飲めるお酒に感動する。


「駅弁なんてこんな時しか食えないよな。」


雅も満足そうにビール缶を片手に駅弁を食べている。


「昼から飲めるなんて贅沢すぎない?」

「今日泊まる旅館の近くに、日本酒有名な店あんだって。買って旅館で飲まね?」

「絶妙にツボを抑えてくるの本当やめて。」


今日泊まる旅館は有名で一度泊まってみたいなと思っていた。

露天風呂もついてて、中々良い旅館だ。

それに合わせて日本酒は最高すぎる。

それと隣には目の保養にはなる男。

性格難有りを除けば最高過ぎる状況。
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