続きは甘く優しいキスで
「あっ……」

ぴくりと反応し腰を浮かせた私に、拓真は深くキスをした。

口づけられながら花芯に優しく触れられて、私は身をよじりながら彼の首に腕を回してしがみついた。ぬるりとした感触にさらに体が跳ねた時、拓真の唇が離れた。

「大丈夫?」

「ん……」

小刻みに息を弾ませ、とろりとした心地で目を潤ませている私を、拓真の目が愛おしげに見ていた。

「可愛いすぎるよ」

拓真は花芯の奥にさらに触れながら、吐息混じりに囁いた。

「ここにもキスしたい」

恥じらいつつ私が小さく頷いたのを見て、彼は体を沈ませた。

彼の唇と熱い舌先に触れられて、頭の芯まで痺れて溶けてしまいそうになった。その快感に抵抗できず、恥ずかしく思いながらも私の唇からは絶え間ないほどに声が溢れた。

「その可愛い声をもっと聞いていたいけど、もう我慢できそうにない。入りたい」

拓真の切なげな声に、私は乱れた呼吸のまま目で頷き、手を伸ばして彼の頰に触れた。

「愛してくれてありがとう。すごく嬉しいの。大好き」

私の言葉に拓真の目元が綻んだ。

彼は私にキスをすると、自分と私の体を奥深く繋げた。

「っ……」

痛いと思った。けれどそれは、嫌だという負の感情からのものではなく、ようやく彼を受け入れることができたという喜びからの痛みだった。

「愛してる、碧」

拓真の甘い声が私の名前を呼ぶ。その響きに、心が、そして体中が震えたと思った。優しいけれど力強い彼の動きに導かれて、高みに押し上げられていった。そうしてこの夜、甘くて蕩けるような絶頂感と満足感を、私は初めて知った。
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