君との恋は面倒すぎる
私達の回りに他の男子3人も集まってくる。


「え、なんかトラブってる?」

「あ、いや。トラブルじゃないんだけど。」


抱きついてくる茉莉ちゃんを抱きとめて、どうするのが正解かわからない。

蒼空くんは察したのか少し一息吐く。


「いいんじゃない?6人でも。日和は鈴村と島崎とも回りたいんでしょ」

「でも…」


私が言いたいこともわかるのかふっと笑いかけてくれる。


「俺達はまた2人できたらいいんじゃない?そのうち。」


そう言われてときめいてしまう。

こういうとこ、こういうとこが好き…!

うちの彼氏こういう所が尊いんですっ!
< 213 / 379 >

この作品をシェア

pagetop