君との恋は面倒すぎる
「いやいや日和、そこまであんたらが我慢する必要ないって。今日で長い自由行動は一旦最後だよ?」


紗月が焦ったように止めてくれるけど首を横に振る。


「茉莉ちゃんがこういってくれて嬉しかったし、私紗月とも修学旅行の思い出つくりたかったから嬉しい!」


そう言って笑いかけると、紗月は複雑そうな顔をする。


「嬉しいけど…」

「大丈夫!一緒に回ろう!」


6人で回っても蒼空くんとも一緒には居られるし。

こうなったら全力で楽しむしか無い。
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