君との恋は面倒すぎる
Episode18
3月1日、朝。
今日の通学路はいつもと違う。
相変わらず首元には蒼空くんのネクタイを締めて、スクールバッグを持って下に降りる。
「日和、もう行くの?」
用意をしている両親に顔を出して顔を縦にふる。
「うん、今日は途中まで蒼空くんと学校に行って、そこから紗月たちとも行く!」
「そっか、最後の学校楽しんでおいでね。お母さんたちも後から行くから」
「うん!行ってきます!」
そう言って家から出ると、蒼空くんが既に家の前に居た。
「あ、おはよ」
「…おはよう!」
今日で制服姿で顔を合わせるのは最後だ。
毎日当たり前だって思ってたのに、今日でその当たり前は終わる。
今日の通学路はいつもと違う。
相変わらず首元には蒼空くんのネクタイを締めて、スクールバッグを持って下に降りる。
「日和、もう行くの?」
用意をしている両親に顔を出して顔を縦にふる。
「うん、今日は途中まで蒼空くんと学校に行って、そこから紗月たちとも行く!」
「そっか、最後の学校楽しんでおいでね。お母さんたちも後から行くから」
「うん!行ってきます!」
そう言って家から出ると、蒼空くんが既に家の前に居た。
「あ、おはよ」
「…おはよう!」
今日で制服姿で顔を合わせるのは最後だ。
毎日当たり前だって思ってたのに、今日でその当たり前は終わる。