君との恋は面倒すぎる
───Side 日和


お弁当食べ終わって2人で教室に戻ると、蒼空くんと私は囲まれてしまう。


「ねぇ、いつからなの!?」


蒼空くんは少し面倒そうな顔をして、スルーして席に向かう。


「え、っと…」


多分あまり話さない方がいいよね。

そう思いつつ私も誤魔化しながらあまり交際の事を話さない様にした。

付き合ってるよってみんなの前で言ってくれたの嬉しかったな。

付き合いたてで色々合ったけど、こんなに幸せで楽しいんだ。

両想い(?)最高じゃない?

この時の私は周りが見えないくらい浮かれていたと思う。
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