君との恋は面倒すぎる
Episode4
───Side 紗月
「あの2人さ、どう思う?」
教室でやってる飲食の出店で2人で向かい合って座りながら薫に、日和と柊くんの話をする。
こんな真剣な話をしようとしているけど、薫のせいですごく目立ってしまって上手く話せない。
こいつの顔が無駄に良いせいで良い意味でも悪い意味でも注目を浴びる。
だから関わらない様にしていたのに、最近何かと日和にちょっかいかけてるから見てられなくて最近3人で話すことが多い。
「…どう思うって、私達から言えることなんて無いでしょ。日和が付き合えただけでも幸せだって言うし。」
「だけどさ、あんな片思いみたいなん可哀想だよ。日和ちゃんが我儘言えないのは蒼空のあの態度のせいだし。見てらんないんだけど」
薫は元々こんなお節介な方じゃない。
だとしたら考えられる理由は…。
「薫、やめときなね」
私の言葉に肩を揺らす。
「付き合い長いからあんたのことそれなりに分かってるつもり。あんたはお節介焼くんじゃなくて距離を置くべきだと思うよ。それこそ3人共誰も幸せにならない。」
気付かない日和の代わりに私がここで牽制をしておく。
それに私が2人の邪魔をしてほしくなかったから。
「あの2人さ、どう思う?」
教室でやってる飲食の出店で2人で向かい合って座りながら薫に、日和と柊くんの話をする。
こんな真剣な話をしようとしているけど、薫のせいですごく目立ってしまって上手く話せない。
こいつの顔が無駄に良いせいで良い意味でも悪い意味でも注目を浴びる。
だから関わらない様にしていたのに、最近何かと日和にちょっかいかけてるから見てられなくて最近3人で話すことが多い。
「…どう思うって、私達から言えることなんて無いでしょ。日和が付き合えただけでも幸せだって言うし。」
「だけどさ、あんな片思いみたいなん可哀想だよ。日和ちゃんが我儘言えないのは蒼空のあの態度のせいだし。見てらんないんだけど」
薫は元々こんなお節介な方じゃない。
だとしたら考えられる理由は…。
「薫、やめときなね」
私の言葉に肩を揺らす。
「付き合い長いからあんたのことそれなりに分かってるつもり。あんたはお節介焼くんじゃなくて距離を置くべきだと思うよ。それこそ3人共誰も幸せにならない。」
気付かない日和の代わりに私がここで牽制をしておく。
それに私が2人の邪魔をしてほしくなかったから。