無気力な幼なじみは、私にだけアツくなる~縁結び神社のみこちゃんが恋を知るまで~
―――
――
―
美恋「え、じゃあ全部私の勘違いだったってこと?」
香云「そう言うこと」
朝灯「わたしが岩船先輩とキスをしていたと思われていたなんて……。嫌すぎて鳥肌たっちゃうわ」
香云「こっちのセリフだっつーの。よくもややこしくしてくれたな」
朝灯「責任転嫁はやめてくださる?」
再び視線がぶつかり合う二人をよそに、ほっとした様子の美恋。
朝灯「それはそうと先輩!」
美恋「え?」
朝灯は美恋の手を取った。
朝灯「順序が違ってしまったけれど、わたし、貴女のこと本当に好きなの。初めは確かに見た目でしたけど、貴女のその相手の目を見て話してくれるところとか、責任感が強いところとか、相談に乗ってくれる優しいところを見ていたらもっと好きになったわ」
朝灯「ね。わたしじゃダメですか?」
美恋「はわわわ」
ガンガン攻められ思わず赤面する美恋。
香云の視線が突き刺さる。
香云「なんでそんなに赤くなってんだよ」
美恋「だ、だって。しょうがないじゃん! こんなかわいい子に好かれるなんて、挙動不審にもなるって!」
朝灯「あら。それはわたしの見た目が好みってことですか? 嬉しい」
美恋「ひ、ひえ」
美恋の手をとった朝灯、うっとりと目を細める。
キャパオーバーの美恋。
そのとき教室のドアが開いて日芽花達が乱入してくる。
日芽花「話は聞かせてもらったわ!」
美恋「日芽ちゃん!?」
日芽花「二人とも美恋のことが好きなのよね?」
二人に頷かれ、美恋赤面。
日芽花「ならここは、美恋の親友であるあたしの合格をもぎ取ってもらわないと! じゃないと認めてあげないんだから!」
美恋「日芽ちゃん!?」
二人に指をさした日芽花に、香云と朝灯はなぜかやる気をみなぎらせる。
美恋(な、なんで二人ともそんなやる気なのー!?)
日芽花「まあそれは今後の生活で見せてもらうとして、今日はもう遅くなるし、解散ってことで!」
外を見れば既に暗くなり始めていた。
ということでその日は解散することになったのだった。
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美恋「え、じゃあ全部私の勘違いだったってこと?」
香云「そう言うこと」
朝灯「わたしが岩船先輩とキスをしていたと思われていたなんて……。嫌すぎて鳥肌たっちゃうわ」
香云「こっちのセリフだっつーの。よくもややこしくしてくれたな」
朝灯「責任転嫁はやめてくださる?」
再び視線がぶつかり合う二人をよそに、ほっとした様子の美恋。
朝灯「それはそうと先輩!」
美恋「え?」
朝灯は美恋の手を取った。
朝灯「順序が違ってしまったけれど、わたし、貴女のこと本当に好きなの。初めは確かに見た目でしたけど、貴女のその相手の目を見て話してくれるところとか、責任感が強いところとか、相談に乗ってくれる優しいところを見ていたらもっと好きになったわ」
朝灯「ね。わたしじゃダメですか?」
美恋「はわわわ」
ガンガン攻められ思わず赤面する美恋。
香云の視線が突き刺さる。
香云「なんでそんなに赤くなってんだよ」
美恋「だ、だって。しょうがないじゃん! こんなかわいい子に好かれるなんて、挙動不審にもなるって!」
朝灯「あら。それはわたしの見た目が好みってことですか? 嬉しい」
美恋「ひ、ひえ」
美恋の手をとった朝灯、うっとりと目を細める。
キャパオーバーの美恋。
そのとき教室のドアが開いて日芽花達が乱入してくる。
日芽花「話は聞かせてもらったわ!」
美恋「日芽ちゃん!?」
日芽花「二人とも美恋のことが好きなのよね?」
二人に頷かれ、美恋赤面。
日芽花「ならここは、美恋の親友であるあたしの合格をもぎ取ってもらわないと! じゃないと認めてあげないんだから!」
美恋「日芽ちゃん!?」
二人に指をさした日芽花に、香云と朝灯はなぜかやる気をみなぎらせる。
美恋(な、なんで二人ともそんなやる気なのー!?)
日芽花「まあそれは今後の生活で見せてもらうとして、今日はもう遅くなるし、解散ってことで!」
外を見れば既に暗くなり始めていた。
ということでその日は解散することになったのだった。