無気力な幼なじみは、私にだけアツくなる~縁結び神社のみこちゃんが恋を知るまで~
 ―――
 ――
 ―



 香云「~~っ!」

 慌てて頭を振る香云。耳まで真っ赤。



 窓を開けて風を入れ替えると、少しだけ落ち着いた。


 香云「……はあ」


 窓枠にもたれて考える。


 香云(美恋の望まないことはしたくない。それは変わらないけど……)

 香云(あの感触を知った後だと、今後耐えられる自信は……)


 香云「……参ったな」


 (ナレーション・美恋視点に転換)

 (時間経過をダイジェストで)


 お互いに今日のことを意識している間にも時間は過ぎていくもので。


 美恋は香云とのことを封じ込める様に勉強を。

 香云は欲を発散するように道場へ。


 表面上はいつも通りの日常が過ぎていった。


 そして――ついに期末試験が始まったのだった。


 (ダイジェスト終了)



< 42 / 63 >

この作品をシェア

pagetop