兄弟

再会



「杏!!!」


勢いよく抱きついてきた


「生きてたのか!!!ほんとに良かった!もう俺も、しんじゃおうかと思ったくらい...」



萌花ちゃんは状況を察しきれないみたい



「カラコン、?」


「そうだよ、目立っちゃうから...」


そう言って外してくれた


本当に同じ目だ



「あの、僕、あんまり記憶なくて」


「そうだよね、まだ小さかったもん。じゃあ僕目線での僕たちのこと、話しとくね」



そーっとここから出ようとしてくれてる萌花ちゃん

優しすぎるわほんと


でも、まだ目ちょっと腫れてるしそれで外出るのは嫌だろうな



「萌花ちゃん、目腫れてるし先生が良ければここに居ていいよ」


「あ、ごめん気が利かなくて
はい、氷。ベッド使ってていいよ!」



「2人とも優しすぎるよ、」


さすが兄弟、?
同じ意見だ

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