高貴な財閥夫婦の秘密
その頃知嗣と梨良も、何度もキスを交わしていた。
そして梨良は、涙が溢れて止まらなくなっていた。
「梨良、落ち着いて?
ゆっくり、呼吸しよう」
知嗣に合わせて、ゆっくり呼吸をする。
「知くん、もっとギュッてして?」
「うん、いいよ!」
離れられないように抱き締める。
梨良も、知嗣にしがみついた。
「………」
「………」
「………よし!知くん」
「ん?」
「今度は、もっと知くんを見つめてたい……!」
「フフ…!うん!」
「フフ…見つめ合うの恥ずかしいね(笑)//////」
「そうだね!(笑)
でも、綺麗な梨良を目に焼き付けておかないと!」
向き直り、見つめ合う。
「知くん、カッコいい!」
「梨良こそ、素敵すぎ!
綺麗すぎて、誰にも見せたくないよ……!」
「フフ…ありがとう!
……………今日…頑張るね!」
嬉しそうに笑って、意を決したように言った梨良。
「うん」
知嗣も、大きく頷いた。
「式の最中、知くんを見ないようにするね……?
見ちゃうと、触れたくなるの」
「うん、わかった」
「でも、心は知くんのモノだからね?」
「わかってるよ!」
「式が終わってお屋敷に帰ったら、沢山ラブラブしようね!」
「うん!」
そこにノックが響いて、那留が入ってきた。
「トモ、梨良。
もうそろそろ戻らねぇと、従業員が来る」
「うん、わかった」
那留に返事をして、最後に知嗣は梨良にキスを落とした。
そして………ゆっくり梨良から離れ、ドアに向かった。
カシャン…とドアが閉まり、梨良は切なくそのドアを見つめていた。
「梨良、大丈夫か?」
「………うん…」
隣に座った那留が顔を覗き込む。
梨良は、切なく微笑むのだった。
そして、従業員が声をかけにくる。
「そろそろ、チャペルの方へお願いします……!
………………ん?ちょっと待ってください。
梨良さん、メイク直しておきますね!」
知嗣と何度もキスを交わし、泣いたので、化粧が取れていた。
すかさず従業員が、化粧直しを行う。
そして那留に手を引かれ、控室を出た。
チャペル前の控室に着いて、従業員に「こちらで、少しお待ちください」と言われ、椅子に腰掛けた。
一方知嗣と美奈は、チャペル内で二人が入場するのを待っていた。
そして梨良は、涙が溢れて止まらなくなっていた。
「梨良、落ち着いて?
ゆっくり、呼吸しよう」
知嗣に合わせて、ゆっくり呼吸をする。
「知くん、もっとギュッてして?」
「うん、いいよ!」
離れられないように抱き締める。
梨良も、知嗣にしがみついた。
「………」
「………」
「………よし!知くん」
「ん?」
「今度は、もっと知くんを見つめてたい……!」
「フフ…!うん!」
「フフ…見つめ合うの恥ずかしいね(笑)//////」
「そうだね!(笑)
でも、綺麗な梨良を目に焼き付けておかないと!」
向き直り、見つめ合う。
「知くん、カッコいい!」
「梨良こそ、素敵すぎ!
綺麗すぎて、誰にも見せたくないよ……!」
「フフ…ありがとう!
……………今日…頑張るね!」
嬉しそうに笑って、意を決したように言った梨良。
「うん」
知嗣も、大きく頷いた。
「式の最中、知くんを見ないようにするね……?
見ちゃうと、触れたくなるの」
「うん、わかった」
「でも、心は知くんのモノだからね?」
「わかってるよ!」
「式が終わってお屋敷に帰ったら、沢山ラブラブしようね!」
「うん!」
そこにノックが響いて、那留が入ってきた。
「トモ、梨良。
もうそろそろ戻らねぇと、従業員が来る」
「うん、わかった」
那留に返事をして、最後に知嗣は梨良にキスを落とした。
そして………ゆっくり梨良から離れ、ドアに向かった。
カシャン…とドアが閉まり、梨良は切なくそのドアを見つめていた。
「梨良、大丈夫か?」
「………うん…」
隣に座った那留が顔を覗き込む。
梨良は、切なく微笑むのだった。
そして、従業員が声をかけにくる。
「そろそろ、チャペルの方へお願いします……!
………………ん?ちょっと待ってください。
梨良さん、メイク直しておきますね!」
知嗣と何度もキスを交わし、泣いたので、化粧が取れていた。
すかさず従業員が、化粧直しを行う。
そして那留に手を引かれ、控室を出た。
チャペル前の控室に着いて、従業員に「こちらで、少しお待ちください」と言われ、椅子に腰掛けた。
一方知嗣と美奈は、チャペル内で二人が入場するのを待っていた。