「ずっと守りたい」
母「今、カオリちゃんのお母さんから連絡あったのよ。」
「え!なんて??」
母「・・・・な、、亡くなったのそうよ」
「はっ???」
は!?
なんだって?
聞こえた言葉が理解できません
母「・・事故に巻き込まれて」
母ちゃんの声が遠くなる
母「タクシー乗ってたみたいで・・信号無視のトラックと衝突して・・」
「・・・・・。」
意味がわからず空を見上げた
中田「え?カオリちゃんこれないの??」
母「即死なんだって・・・」
「・・・・・。」
空が、たのしそうな夏を呼んでる
中田彼女「マサトクンのおかあさんでしょ?」
中田「これなくなっちゃったのかな、でも仕方ないよね」
中田たちが聞いてくる声も遠い
母「第一病院だって!!早く行ってあげて!お母さんも後で向かうから」
「わ、、、か、、った、、、、」
震えてくる手で携帯を閉じた
震える?
俺が?
なんで?
中田「なんだって???」
「カオリが、、カオ、リが、、事、、故で、、、即死だ、、、て」
中田「えぇ!!!」
中田彼女「信じられない、、、。な、、なんで?」
まぢ、、、
なにいってんの?
死、んだ、、なんて、、、、
うそだろ、、、???
俺は、気を失いそうになった。
頭の中、真っ青
冷や汗が大量にででくる
何も見えない、、
何も聞こえない、、、
何も考えられない、、、
ただ、カオリの顔が頭に浮かぶばかり、、、
中田「デート中止!!とりあえず早く病院向かおうぜ!!」
中田の女が座り込んで泣いてる・・・
俺も泣いてるのか??
それさえもわからない・・