「ずっと守りたい」

とりあえず、
3人でいつものように

たわいもない話を


ピーチク
パーチク


どーでもいい話を

ピーチク
パーチク

もちろん、話は尽きないわけで。




気づいたら


すでに待ち合わせから

一時間経過していたのであった・・・




顔には出してはなかったが、
一時間遅刻は、今までないこと

そして、なぜか連絡がないこと

カオリなら連絡するからね


何かあったのかな
心配は、心配でありました






中田「遅すぎだべ??まぁ、待つの慣れてるけど」


「悪いねぇ・・すいません!」


中田「寝てんじゃないの??」


「そーかもなぁ・・」


はりきって夜中弁当作ってて・・・
まだ寝てるとか?



中田彼女「どうせなら家まで迎えに行こうか・・??」



「携帯つながんないし。何してんだろう、まじで。」


中田「ちょっとの距離だしな、カオリちゃんの家に向かって歩いてたら向こうから歩いてくるんじゃね?」


「ん、そっか。そうすっか」


3人で来た道を戻り始めた
乗るはずのバスが静かに行ってしまった

そして、黄色いタクシーがものすごい勢いで通り過ぎていった


「なんだよ!あぶねぇよ」


タクシーを振り返った
その時、少し身振るいした




同時に携帯が震えた






「あ、、あれ?母ちゃんからだ、、、、もしもし?」



母「もしもし・・・マサト、」


「何?俺忘れ物したっけ?」


母「落ち着いて聞きなさい。」


「っなんだよ?早く言えよ」


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