The previous night of the world revolution3〜L.D.〜
「さて、それじゃ…ここからの作戦指揮は私に任せてもらうよ」
と、アイズレンシア。
「私とシュノはそれぞれ右翼、左翼に展開して部隊指揮ね」
「分かったわ」
「ルレイアはこのまま突貫。好きに暴れておいで」
「了解です」
さすがアイズ。俺の扱い方をよく分かってる。
素晴らしい采配だ。
「ルルシーはその補佐ね。適度にルレイアを止めてやって」
「…止めて、止まれば良いけどな…。分かったよ」
止める必要はないと思うけどなぁ。
まぁでも、ルルシーが傍にいてくれるなら何でも良いや。
ルルシーなしの突貫なんて、全然楽しくないからな。
「はい!アリューシャは?アリューシャは何すんの?」
「…アリューシャは、適当にその辺で砲台しておいて」
「よっしゃ、アリューシャに任せろ!」
途端に指示が雑になる、『青薔薇連合会』次期首領。
まぁあれだよ。アリューシャは難しい指示をするより、俺みたいにアバウトな指示をして好きに動いてもらった方が活きるタイプだから。
「じゃ、皆死なないように頑張ってね」
「大丈夫ですよ。殺されたって死にませんから。さぁ…死にたい奴からかかってこい」
死神モードのスイッチを入れ、俺は雑兵の中に躊躇いなく突貫した。
その背中を眺めながら、アイズは呆れたように溜め息をつき、アリューシャは口笛を吹き、シュノさんは、
「ルレイア、格好良い…」
きらきらした目で、そう呟いた。
「…」
ルアリスだけが、きつく唇を噛み締めたが…そんなこと、俺が知るよしはなかった。
と、アイズレンシア。
「私とシュノはそれぞれ右翼、左翼に展開して部隊指揮ね」
「分かったわ」
「ルレイアはこのまま突貫。好きに暴れておいで」
「了解です」
さすがアイズ。俺の扱い方をよく分かってる。
素晴らしい采配だ。
「ルルシーはその補佐ね。適度にルレイアを止めてやって」
「…止めて、止まれば良いけどな…。分かったよ」
止める必要はないと思うけどなぁ。
まぁでも、ルルシーが傍にいてくれるなら何でも良いや。
ルルシーなしの突貫なんて、全然楽しくないからな。
「はい!アリューシャは?アリューシャは何すんの?」
「…アリューシャは、適当にその辺で砲台しておいて」
「よっしゃ、アリューシャに任せろ!」
途端に指示が雑になる、『青薔薇連合会』次期首領。
まぁあれだよ。アリューシャは難しい指示をするより、俺みたいにアバウトな指示をして好きに動いてもらった方が活きるタイプだから。
「じゃ、皆死なないように頑張ってね」
「大丈夫ですよ。殺されたって死にませんから。さぁ…死にたい奴からかかってこい」
死神モードのスイッチを入れ、俺は雑兵の中に躊躇いなく突貫した。
その背中を眺めながら、アイズは呆れたように溜め息をつき、アリューシャは口笛を吹き、シュノさんは、
「ルレイア、格好良い…」
きらきらした目で、そう呟いた。
「…」
ルアリスだけが、きつく唇を噛み締めたが…そんなこと、俺が知るよしはなかった。