The previous night of the world revolution3〜L.D.〜
その夜、俺とベッドを共にしていたのは、例の「とっても仲の良い」嬢、二人。

一回やってから、二人共3Pにハマっちゃったようなので、俺も容赦なくお楽しみさせてもらうことにした。

俺ほどにもなると、相手が二人だろうと三人だろうと、一晩ですっかり抱き潰せるので。

日付が変わる頃には、二人共ふにゃふにゃになっていた。

俺としてはこれでもまだ、満足度70%くらいなのだが。

100%にするにはあと二人くらい必要だし、それをしてしまうと明日おねむになってしまうので、今日は腹七分目で我慢しておこうかな、と。

眠りについたところで、いきなりベッドサイドの携帯が鳴り出した。

「…んー…」

丁度寝入っていたところを起こされたので、俺は半分寝ぼけながら携帯を手に取った。

誰かと思ったら、アイズレンシアからだった。

…何でアイズ?

「ふぁい…何でしゅか」

『あぁ、ルレイア。ごめんね、お楽しみの最中に』

「いや…お楽しみは終わったので、丁度寝てたところです」

『そう。じゃあ寝てるところにごめんね、起こして』

「いえ…」

アイズの声はいつになく切羽詰まっているようで、これは只事ではないな、と思った。

ということは…ルリシヤが何か、動いたかな。

「どうしたんですか?」

『うちの下部組織が、『セント・ニュクス』の攻撃を受けたそうだ』

「…へぇ」

そうか。そう来たか。

色んなパターンを予想していたけど。

一番オーソドックスな手段で来たな。

「成程。それで…今すぐ召集ですね?」

『30分以内に本部に来て』

「了解です」

残念ながら、今夜はもう眠れそうにないな。

腹七分目にしておいて良かった。

それじゃ…行こうか。
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