The previous night of the world revolution3〜L.D.〜
sideルレイア
──────…『青薔薇連合会』本部、大会議室。
昼間、平和にシュノさんのファッションショーをしたのが夢のように思えるほど、張り詰めた空気が広がっていた。
会議室の中にいるのは、俺、ルルシー、アイズ、アリューシャ、シュノさん、アシュトーリアさん、そしてルリシヤ。
ルリシヤだけは、両手を頑丈な手錠で拘束されていた。
無理もないとは思うけど…可哀想だな。
「…さて、全員揃ったところだし…本題に入ろうか」
アイズが音頭を取って、本題に入ろうとしたが。
それを、ルルシーが遮った。
「ちょっと待ってくれ。その前に…ルレイア」
「はい?」
「お前…『事後』だな?」
あ、やっぱり分かっちゃう?
「だって、夜ですし…」
俺だって、健全な青少年だから。
夜になるとそういうこともあるんだよね。致し方ないのでは?
「シャワーくらい浴びてこい。気が散るだろうが」
「えー…」
時間なかったんだもん。30分以内って言われちゃったし。
これでも一応、ちゃんと服着てきたんだからな?
「それからアリューシャ。お前は何をしてる」
「…ぽへ~…」
どうやらアリューシャは、完全に寝ぼけているようだな。
俺と同じく、熟睡していたところを強引に起こされたようだ。
「起きろ馬鹿!寝てる場合か」
べしっ、とルルシーがアリューシャの頭をはたくも。
「…ぽへ~…」
駄目そうだな。
本当にぽへ~しか言わなくなるんだ。面白いなぁ。
ルルシーが拳骨で二撃目を入れようとしたところを、アイズが遮った。
「大丈夫。私が起こすから…。…アリューシャ、後でケーキ買ってきてあげるから起きて」
「はっ!おはようございます!」
あ、アリューシャ起きた。
こんな起こし方で起きる人って、本当にいるんだなぁ。面白い。
「…ん?どったの皆。深刻な顔して集まって」
「大変なんだよ、アリューシャ。寝ぼけてる場合じゃないよ」
「アリューシャは別に寝ぼけてなんか…。…ん?ルリ公は何で捕まってるの?何か悪いことでもしたの?」
「そう。悪いことをしたんだよ」
…正しくは、悪いことをした…可能性がある、ってだけなんだけどね。
昼間、平和にシュノさんのファッションショーをしたのが夢のように思えるほど、張り詰めた空気が広がっていた。
会議室の中にいるのは、俺、ルルシー、アイズ、アリューシャ、シュノさん、アシュトーリアさん、そしてルリシヤ。
ルリシヤだけは、両手を頑丈な手錠で拘束されていた。
無理もないとは思うけど…可哀想だな。
「…さて、全員揃ったところだし…本題に入ろうか」
アイズが音頭を取って、本題に入ろうとしたが。
それを、ルルシーが遮った。
「ちょっと待ってくれ。その前に…ルレイア」
「はい?」
「お前…『事後』だな?」
あ、やっぱり分かっちゃう?
「だって、夜ですし…」
俺だって、健全な青少年だから。
夜になるとそういうこともあるんだよね。致し方ないのでは?
「シャワーくらい浴びてこい。気が散るだろうが」
「えー…」
時間なかったんだもん。30分以内って言われちゃったし。
これでも一応、ちゃんと服着てきたんだからな?
「それからアリューシャ。お前は何をしてる」
「…ぽへ~…」
どうやらアリューシャは、完全に寝ぼけているようだな。
俺と同じく、熟睡していたところを強引に起こされたようだ。
「起きろ馬鹿!寝てる場合か」
べしっ、とルルシーがアリューシャの頭をはたくも。
「…ぽへ~…」
駄目そうだな。
本当にぽへ~しか言わなくなるんだ。面白いなぁ。
ルルシーが拳骨で二撃目を入れようとしたところを、アイズが遮った。
「大丈夫。私が起こすから…。…アリューシャ、後でケーキ買ってきてあげるから起きて」
「はっ!おはようございます!」
あ、アリューシャ起きた。
こんな起こし方で起きる人って、本当にいるんだなぁ。面白い。
「…ん?どったの皆。深刻な顔して集まって」
「大変なんだよ、アリューシャ。寝ぼけてる場合じゃないよ」
「アリューシャは別に寝ぼけてなんか…。…ん?ルリ公は何で捕まってるの?何か悪いことでもしたの?」
「そう。悪いことをしたんだよ」
…正しくは、悪いことをした…可能性がある、ってだけなんだけどね。